KATOの新仕様DD51動力車(Nゲージモデル)の分解→組立の備忘録です。
使用する車両は
KATO 7008-F DD51 後期 耐寒形 北斗星色
KATO Nゲージ DD51 後期 耐寒形 北斗星 7008-F 鉄道模型 電気機関車
LotNo,4010802 007-3703 製造年2020年 発売日2020年12月22日 価格7300円
ちょっとモーター音が大きめでした。
分解
どこから分解していくかはそれぞれあると思います。1例として見て下さい。
キャブ屋根パーツから取外します。
列車無線アンテナ側から取外す感じで持ち上げます。これで列車無線アンテナの損傷はないと思います。
キャブ屋根を取外した際に列車無線アンテナは無くしやすいので注意です。
キャブを取外します。
画像のように斜めに爪楊枝を差し込むと、キャブ下の爪が解除されやすいです。
押し込む感じです。見える所のガラスパーツに傷がつかないように。
キャブ下に隙間ができるので、そこを押さえつつ
次に今度は違う穴の丸穴から差し込んでます。アブレットキャッチャーがあったであろう所を目標に押します。
キャブ下には新規で爪が4か所できましたので、これを解除する感じで行えばどんな方法でも良いかと思います。
唯一の室内パーツ取外しSGの造形が目立つ淡緑色のパーツを上に引き抜くだけです。
ボンネット部分の取り外しこちらも上に引き抜くのですが、なんせ硬いです。
前方の所に両サイドに1か所ずつ突起がありますので、これを解除する感じで。
爪を入れ込んで外す感じでしょうか。
両エンド外したら
ライトユニットの取り外しです
見慣れたライトユニットですね。
そのままでは取外せませんので
一旦横にスライドさせてずらします。後は斜めに持ち上げて・・・
エンドビームの取り外し
最初に取り外すべきかは悩みどころです。
ここではここで外します爪を引っ掛けて取外すことも出来ますが、コkでは裏側から爪楊枝を使って押し出して取外してます。両方のエンドビームを取外したら、ランボードパーツを一式ごそっと外します。
手すりの取り外し
床板を下に押すと爪が解除されて、手すりパーツが取外せるように。
台車の取外し台車をちょっと斜めにして上げると取外しやすいかもしれません。
取れない場合はダイキャスト部分を少し広げてみてください。
下に引き抜けばシャフトも一緒に取れますね。
中間台車の取外し向きがあるようでないような。
印と突起があっているようです。覚えておかないとですね。
台車をくるっと回してから上に引き抜きます。
テンション維持のためのスプリングは飛ばして無くさないように。
床板(床下)パーツの取外し片側から爪を解除していけば、ごそっと取れます。
スノープロウ取外し
スノープロウは2か所の爪で取りついてます。
メンテナンスにはなりませんが、カプラー交換で取外せないときにでも見て下さい。
モーター取外し両サイドに2か所ずつブラケットの爪がダイキャストに引っ掛かってます。
解除するとこんなところでしょうか。
集電金具は今はキレイですが、走りこんだり保管しすぎると劣化してきます。
劣化が妥当な言葉かはあれですが、錆びや黒ずみがあったら磨いてください。
モーター取外し
この取付を覚えておきます。
モーターが天地逆に取付してあると、進行方向と逆に走り出します。
もし走りだしてしまったら、ここが原因です。ブラケットは横にスライドさせれば取れます。
モーター交換の場合に見て頂ければ幸いです。モーターだけ単品販売してくれたらいいのですが、今はユニット交換かホビセンでの修理対応ですね。
分解後の全体図
メンテナンス
メンテナンスする部分は色々とありますが、ここでは台車を取り上げます
ギヤボックスを取外すには赤い矢印の所に爪があるのでこれを解除すればいいのですが
車輪や集電シューのピボット部分に誇りが入り込んでいる場合があります。入り込んでいたら取り除きます。
ギヤ部分にはグリスが塗ってありますが、劣化していたらパーツクリナー(プラOKな物で)などで取り除きます。
軸の部分にはユニクリーンオイルを。
金属ギヤ部分にはタミヤのセラグリスHGを。
色々なグリスを試してますが、安価で手にしやすいのがセラグリスHGで良いかと思います。マイクロエース製品は全部塗り直してます(;^_^A
メンテナンス作業が終わったらギヤボックスを差し込んで組み立てます組立
分解手順の逆ですので、多少省いてます。
床下を組付けしたら台車をセットします。動力台車を取付けたら首振りができるか確認しておきます。
動きが渋い場合は何か原因があります。
中間台車は90度の位置でセットしてから台車を回して真っ直ぐにします。 エンド部分の手すりをセットします。入れ込んでから床下を持ち上げると下側の爪がはまります。
手すりを取付けたらランボードパーツをセットします。
取付けは簡単です。
ボンネット部分をダイキャストに押し込みます。
ここまできたらあと少し運転台のモールドがない運転台パーツを押し込みます。
キャブパーツを押し込みます。
キャブの爪がハマっているか確認してから屋根パーツをセットします。その後に列車無線アンテナを差し込むと簡単に組み立てられます。
エンドビームを取付ける前にスノープロウ一式を取付けます。
この方が楽ちんです。
最後にエンドビームを両エンドに差し込んで取付けたら組立完了です。
お疲れ様でした。右から2006年ロット、2015年ロット、2020年ロットです。
どれも同じような方法でメンテナンスが出来るかと思います。
速度が出ない場合は、車軸に誇りが巻き付いているかもしれません。
ぎくしゃくする場合は、集電不良が考えられますので、車輪、集電シュー、集電金具など金属パーツをクリーニングしてください。
凄い異音がする場合は、モーターの軸が曲がっていたりします。
脱線する事が多い場合は、台車の首振りが硬い場合に見られます。一度取外して組み直してみてください。
7008シリーズの分解組立でした。
くだらない備忘録にお付き合いいただきありがとうございました。