1960年に国鉄の大型電気機関車としては最初の近代化形であるEF60形が完成して以後、本線の列車牽引用としては東海道・山陽本線向けのEF61形と信越本線用のEF62形・EF63形が開発されていた。
EF60形・EF61形は平坦路線牽引用、またEF62形は信越本線横川駅 – 軽井沢駅間の国鉄最急勾配に対応した本務機、EF63形は碓氷峠用補機という特殊設計となっており、他の一般勾配路線では、EF62形・EF63形が備える急勾配用の装置は必要としなかった。
しかし一方で、奥羽本線の板谷峠(1949年に直流電化、1968年に交流化し当形式は撤退)越え[* 1]区間や、中央本線[* 2]など、20パーミルから33パーミル程度の中勾配区間に対応する発電ブレーキ搭載の新型F級電気機関車が必要とされる直流電化路線も多く、これに対応するために開発され1964年に登場したのが本形式である。
1964年から1976年の間に、基本番台(1 – 79)79両、1980年から1982年の間に大幅な設計変更を行った1000番台(1001 – 1053)53両の計132両が製造された。
約31年ぶりに国鉄色に復帰
国鉄色になったEF64形の1001号機と1028号機を再現
TOMIX(トミックス)
http://www.tomytec.co.jp/tomix
【 7月31日 】発売日
品番 | 品名 | 価格(税別) | 発売日 | |
---|---|---|---|---|
[新] | 98990 | EF64 1000形(1001号機、1028号機、復活国鉄色)(2両) 限定品 | 13400円 | 7月31日 |
メーカー詳細
限定品 EF64形の1001号機と1028号機
品番 | 品名 | 価格(税別) | 発売日 | |
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[新] | 98990 | EF64 1000形(1001号機、1028号機、復活国鉄色)(2両) 限定品 | 13400円 | 7月31日 |
実車ガイド
EF64-1000形は、1980年に登場した国鉄最後の新製直流電気機関車で、耐雪構造が強化されました。
JR東日本所属で茶色の1001号機とJR貨物所属で更新色の1028号機は、2017年10月に塗色が国鉄色に戻され注目されています。
編成例
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特徴
【EF64形1001号機】
●運転台屋根上は扇風機カバーがある姿を再現
●Hゴムはグレーで再現
●JRマークの無い姿を再現
【EF64形1028号機】
●運転台屋根上はクーラーが設置された姿を再現
●Hゴムは黒色で再現
●JRマーク印刷済み
【共通】
●解放テコを別パーツにて再現(取付け済み)
●屋根上モニターは黒色で再現
●信号炎管、ホイッスル、列車無線アンテナは別パーツ付属
●ナンバープレートは別パーツ付属(EF64-1001・1028)
●前面手すり(縦)を別パーツにて再現
●ヘッドライトは常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
●フライホイール付動力搭載
●台車は黒色で再現、銀色車輪採用
●一体プレート輪心付車輪採用
製品内容
【車両】
●EF64-1001
●EF64-1028
【付属品】
●ランナーパーツ:前面手すり
●ランナーパーツ:ナンバープレート(クリーム)
●ランナーパーツ:ナンバープレート(青)
●ランナーパーツ:メーカーズプレート
●ランナーパーツ:信号炎管、ホイッスル
●ランナーパーツ:列車無線アンテナ
●ランナーパーツ:ジャンパ栓
●パーツ:TNカプラー
●パーツ:治具